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2014年4月 7日 (月)

知念実希人 ブラッドライン 読後感想

久しぶりにおもしろい!とおもえる小説だった。
”優しい死神の飼い方”を読んで、それなりに気に入ったので同じ作家さんの作品を読んでみようと手に取ったのだけど、これがヒット!
一気に読み終えてしまった。

物語は、教授選を控えた大学病院で、2人の教授候補が命を落とす。
主人公である死んだ教授候補の息子が、父の死に疑問を持ち、解き明かそうと動き始める。
彼の前に立ちはだかる妨害。カギを握る人物の死。深まる謎。
テンポよく物語は進み、意外性のある結末に向かってパズルのピースが一つ一つはまっていく。
そんなミステリを軸に、家族の絆や古い因習にとらわれる人間の愚かさなどが人間臭く絡まっていく。

作家さんが医師のせいか、冒頭の緊迫した手術シーンはリアルで映像を見ているような錯覚に陥る。
ワクワク、ドキドキさせつつ、どこか冷静な物語の運び方に、好感が持てる。
ほんとのところ、”優しい死神の飼い方”はちょっと読後感が物足りなかったのだけれど、これは満足。
おもしろいよ!と人にすすめたくなる作品だった。

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