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2012年5月

2012年5月 4日 (金)

おれは清麿 読後感想

久しぶりに爽快な読後感が残って楽しかった。
山本兼一さんは、人の生きざまを描くのが上手いなあ。
刀鍛冶清麿の人生を一気に楽しんだ感じだった。
刀なんて、時々美術館でちらりと目にするだけで、大して興味もなかった。
こんなに奥の深いものだったんだなあ。
You Tubeを検索していたら、刀のできるまでとか刀の鑑賞とかいろんな動画がでてきてびっくり!
小説を読んだあとで見たので、リアルだった。
でもYou Tubeで情報を手に入れると、いつもどっか罪悪感を感じてしまう。
いいんだろうか、こんなに手軽で……
というのはおいといて。
男っぷりが良くて魅力的、行動力があって、仕事にのめりこむ天才刀鍛冶。
いー男だよなあ。でも、やっかいな男でもある。
天才の女房は、苦労するって相場が決まっているよね。
相場どおり清麿の女房も苦労人。夫に捨てられたも同然。
気の毒な……
女にはもてちゃうし、上手にくどくし、夢中になる仕事はあるし。
自由きままに生きていて、運命の女まで見つけちゃって、女房と子供は蚊帳の外。
でも仕方ない。
そんな奴なんだもの。
破天荒な生き方、謎の自害。
懸命に刀を鍛えるシーンの繰り返しにちょっと飽きそうだったけど、さらりと上手くまとめられた上質の歴史小説だったと思います。

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