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2012年4月

2012年4月20日 (金)

夢違 読後感想(ネタバレ)

夢を可視化する技術が開発される。
そして、その内容を判断する医師の様な職業”夢判断”が存在する。
子供たちの集団失踪事件をきっかけに夢判断を職業とする主人公は予知夢をみる旧知の女性を探すことになるが。
事件と女性のかかわりは?女性は存在するのか?

ファンタジーですね。
ホラーというには優しすぎる。

読んでいてふわふわした浮遊感を感じる作品であるというのは、すごい!
ぐぐっと引き込む文章力がなければ、現実感がなくて飽きてしまうから。
思わず読ませてしまう魅力あふれた作品だった。
こういった小説に辻褄があうとかあわないとかいうのは、ナンセンスかもしれない。
でも、ぐいぐい引き込まれる後半までの展開に比べて、最後はあまりにも多くの謎をのこしてあっさり終わってしまった。
なので、読後感があーおもしろかったーとはならないのが残念。
すごく上手いし、発想も豊かなのになんかもったいないーという印象。

私も時々とんでもない夢を見る。
この小説では、夢は外から来るという表現が何度も使われる。
人類全体が共有する巨大な無意識の中から夢がふわりと現れるのかも?
という発想は面白いね。
幽霊や幻のような本来目に見えないものが本当に見えないものなのか?
何らかの発達によってそんなものが可視化される時代がくるのか?
じゃあ目に見えることは真実なのか?いや、違うだろう。
では見えないものが真実?
人類はどこに向かって進んでいくのかな?
そんなことを考えちゃったなあ。

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