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2012年2月 4日 (土)

桜木紫乃 ラブレス 読後感想

桜木紫乃 ラブレス 読後感想

直木賞の候補という本作を読んでみました。
賞はとりませんでしたが、なかなかの秀作。

読み始めは暗くて、あまり気が乗らない感じ。
ところが読み進めていくと中盤くらいからぐっと引き込まれていきます。

ストーリーは北海道の貧しい開拓村出身の姉妹百合江と里実の人生物語。
彼女たちの娘理恵と小夜子の人生がからみながら進んでいきます。
百合江のもう一人の娘綾子の大物っぷりに違和感を感じるものの、それがなきゃ生まれない感動もあるので作品としてはOKです。
まあ、2時間サスペンスなら綾子の過去を知るヤクザ者が殺されるってな設定になりそうな。。。

はたから見れば幸せそうに見えなくとも、幸福のものさしは人それぞれ。
百合江の人生は本人には満足なものだったのではと思わせて終わります。
ラブレス・・・より少ない愛?わずかな愛?という意味でしょうか。
姉妹愛、親子愛、恋愛。
与える愛も、受け取る愛も、その分量のものさしもひとそれぞれ。
静かでさびしいそれでいて大らかな愛の物語でしたね。

ところで!(関係ないけど)
女流作家さんは、俺がお前を育ててやったんだよ!という男性に悩まされているかしらん?
先日読んだ村山由佳さんの作品でもそういう男が出てくる。
この作品にも作家である理恵がそういう男に悩まされていた。
わかる!わかる!
私も業種は違えど、仕事に対する夫の口出しや相談という名目の命令にキレそうになることがある。
あんた、何にもわかっちゃいないでしょーがー!!!

皆、大変なのね。。。

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