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2011年7月29日 (金)

英雄の書 読後感想

宮部みゆきのファンタジー。
ファンタジーなのだから、現実離れしたお話であるのは仕方がない。
指輪物語からハリーポッターまでファンタジーの中身はどことなく似ている。
魔法、家族愛、仲間愛、正義、戦争。。。
もちろん一流の作家。
映画を見るような迫力あるシーンなど素晴らしい表現も多彩だ。
でも、ストーリーの説明が必要だから、くどくなる。
ぐんぐん引き込まれるというスピーディさがない。
主人公の少女が大人び過ぎていて違和感がある。
もう一度、読み返したいと感じるような魅力は感じられなかった。
でも。
”咎の大輪”の発想はとてもおもしろい。
世の中にあふれる小説、マンガ、ドラマ、映画、ゲーム・・・
すべての物語が咎の大輪にまきこまれるように消えてゆき、また新たに大輪から紡ぎだされる。
無名僧がその大輪を永遠に回し続ける。

世の中に情報が溢れている。
真実も嘘も溢れかえっている。
インターネットがなければ、自分の考えをブログに残すなどということはなかったと思う。
どこかで、誰かが自分の文章を目にしてくれるかもしれないという感覚が、ブログを書くきっかけになっているから。
そんなつたない文章が、咎の大輪に巻き取られていく。
そんな風に感じられて印象深く心に残った。
ストーリーとは違う部分で心に残った。

物語は永遠に紡ぎだされ、巻き取られていく。

電子書籍という形があたりまえの世の中になってきた。
情報を得るだけなら、クリック一つ。
たやすい世の中になってきた。
でも、
紙の質感、装丁、匂い。
”本”という形あるものとして残りつづける物語が本物なのかもしれない。
場所をとる。重い。
つい邪険に扱ってしまう古い本。
もう一度読み返してみようかな。。。。

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