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2011年6月17日 (金)

ぼくらのひみつ 読後感想

「船に乗れ!」で藤谷治さんという作家の作品に興味を持ったので、図書館へ行って、藤谷治コーナーにある本を2冊借りてきた。
わくわくしながら、読み始める。。。。。

主人公は2001年10月12日金曜日の午前11時31分で時が止まってしまうシチュエーションを生きている。
ありえない設定だからファンタジー風かと(装丁はファンタジー風)思いきや、違う。
スティーブンキング風のお話か?と思ったけれど、それも違う。
量子物理とか相対性理論とか物理的なお話の展開かしら?と期待するけど、違う。
不可思議さが昔教科書に出ていた、安部公房の棒みたいな印象になってきた。

「船に乗れ!」がこの作家さんとの出会いだから、作品の印象のギャップに驚いた。
「船に乗れ!」の感想でも書いたけれど、美しいと感じる感性とか、人を愛するとか、愛されるとか、誰かを尊敬するとか感謝するとか。そんな感情の豊かな環境で育った、育ちの良い人だと想像していた。
実際の人生が曲がりくねっていても、心の根っこはピュアで素直なタイプの人だと想像していた。
おっと、ちょっと誤解していたかも。。。
なかなか、ひねくれておられますよ、この方。
いや、育ちの良いアマノジャクという感じか?

こんな話、わかる?わかんないよね。
いや、わかってほしいとは思ってないのよ、それよりわかるってなに?
読者諸君!
この、拷問の様なひらがなの羅列を読み続けることができるかい?
脳が理解を拒否しそうな動詞の羅列に何か感じられるかい?
大体、納得のいくような説明してないでしょ。時が止まるってことも、麻袋も。
想像力のお話なんだから。
読者諸君が自分で考えるんだよ。。。

って、挑戦されている気がした。

で、感じたこと。。。

朝起きてご飯食べて歯を磨いて、仕事に行って帰ってきて、TV見て風呂入って寝る。
深く物事考えずに、淡々と普通に生きている。
ぜいたくしたいわけじゃない、ほどほどに生活できればいいよ。
心からやりたいこと?努力しなくちゃいけないなら、そんなこと見つけないよ。
ゆるく、ぬるく、まったり生きていければいいよ。
生きることをそんな風に考えているなら、時間が止まっているのと一緒なんじゃない。
考えようよ。もっと。頭を使おうよ。
ノート何冊分も考えて、本を山ほど読んだら。
ほら。生まれ変われたじゃない。。。。

って、お話だったのかなあ。。。
あくまで。
かなあ???だけど。。。

この作家さんの最初に読んだ本がこれだったら、2冊目を読むことはなかっただろう。
「船に乗れ!」を読んでいたから、少なくとも最後まで読み進めることができた。
出会いの順序って大事なものだね。。。
せっかくだから、もう少しこの作家さんの本を読んでみましょ。

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