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2010年7月19日 (月)

東野圭吾 プラチナデータ読後

近未来の日本の姿を描いたような作品でリアリティがありました。
DNAから人の容姿まで特定できるような技術がすでに確立されているのかは知りませんが、生まれたばかりの赤ちゃんのDNA情報でその赤ちゃんの寿命や、かかる病気がわかるといったようなことを聞いたことがあります。
恐るべしDNA情報。

舞台は犯罪現場に残されたDNA情報でほぼ犯人を特定できるシステムが確立されつつある日本。
そんな中、DNA情報では犯人を特定できない連続殺人が発生します。
そして、DNA解析の中枢にいる人間が殺害されます。
連続殺人犯との関連が疑われる中、唯一の遺留品のDNAを解析すると、主人公のものと一致する。
主人公は嵌められたのか?
逃亡する主人公と追う警察。二面性を持つ主人公は本当に無実なのか?犯人の目的は?
そのまま映画になりそうなストーリー展開が厭きさせません。
おもしろくて、ノンストップで読み進める作品でした。
結末は想像通りの結果という感じだったので、サスペンスとしては軽めな感じですが、おもしろかったです。

最近の現実の事件は、たわいのない動機で殺人が発生しているように思います。
この物語でも、真犯人の動機は自分勝手でたわいのないものでした。
殺人の動機に重いも軽いもないでしょう。でも人が人を簡単に殺す。
人間があまりにも身勝手になっていくことが、小説の上だけでなく現実であることが恐ろしいように思えます。

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