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2010年4月28日 (水)

長谷川等伯展

そぼ降る雨の中、長谷川等伯展に足を運ぶ。
「朝イチに行かなきゃダメよ」という経験者の言葉を元に、9時20分には会場へ。
すでに50分待ち。。。おおー。。雨なのに皆さんすごいな。。。。
国立博物館は建物自体に趣きがあって、美しい。

「kokuritsuhakubutsukan.jpg」をダウンロード

展示内容などわかりやすい説明と画像など参考になる記事満載の珈琲ブレイクさんの記事にトラックバックさせて頂きました。
ネタ元はこちら
http://blog.zaq.ne.jp/rootakashi/category/5/

そこで、個人的な感想を少し。

案内チラシなどに印刷されている超有名な楓図壁貼付。
本物を見なくちゃ!!色合いが全然違う。
もちろん制作当時は、眩く輝いていたと思うが、400年の時代を超えて今は枯れた色合い。
図録でもチラシでも、色目は少し鮮やかめ濃い目に表現されていて印象が違う。
どの作品も実物を見なきゃと思いますが、特にコレは見るべし。

息をのむ美しさなのが、萩芒図屏風。
さわさわと風の音が聞こえてくるような。博物館の中が一面の野原に感じられるような。
ため息がでるほど美しい。私の中では、美しさナンバーワン!でした。

そして、これが見たいがために後期展示に足を運んだ、枯木猿猴図。
絵の中の猿に腕をつかまれた前田利長が猿の腕を切った伝えられる屏風絵の一部だそうですが、たしかに生き生きしています。
ふわふわした体毛の表現も、動き出しそうなポーズもすばらしいです。
今朝、TVで旭山動物園の猿の画像が流れていたのですが、猿の動きが絵に重なりました。
現代なら野生動物の観察を動物園ですることができるけれど、当時の絵師はどうやって観察していたのだろう?と不思議に思えるほど。
もし一つあげると言われれば(誰も言わないけど)、絶対コレ。
私の中では、欲しい作品ナンバーワン!でした。
誰もくれないので、350円のクリアファイルで我慢しておきました。

そして檜原図屏風。
近衛信尹との、今でいう、コラボ。この方の書が、繊細なタッチの絵に見事にマッチ!
ものすごく、カッコイイ!私の中では、クールさナンバーワン!でした。

あと印象的なのが、柳橋水車図屏風。
デザイン性が高くて、人気のあった構図だというのが納得できます。
やはり、絵師だって商売!
人気のデザイン売らなきゃねえ。私の中では、商売になるでナンバーワン!でした。

ところで、美術館に足を運ぶ際、作家や作品のネタを仕入れてから行くと、絶対楽しいです。
今回は日曜美術館の放送でも、とっても行きたくなるようなネタ満載だったのですが、私のオススメは歴史小説。

萩耿介さんの松林図屏風は、長谷川等伯、久蔵親子を主人公にした歴史小説です。
もちろん、作家の創作部分もあるでしょう。でも、小説は人間が生き生きとしています。
「楓図壁貼付」を見ながら小説の中で生き生きと仕事をする親子や苦悩する息子のシーンを思い浮かべるのは、なかなか楽しいものです。
たいていの図書館にはあると思うので、オススメです。
よろしければ、

松林図屏風 松林図屏風

著者:萩 耿介
販売元:日本経済新聞出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

TB+コメントありがとうございました。
私は長らく長谷川等伯について歴史書の文化論から名前だけしか知らなかったのですが、少し前にたまたま日本画の展覧会で、枯木猿猴図を見て、とても惹かれました。こうしてまとめて等伯を見ると、そのすごさがよくわかりました。ひきつづきよろしくお願い申し上げます。

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